さて、ここではシリーズ化されて膨大な話数となったおすすめ神アニメを紹介したい。
複数にシリーズ化されたタイトルを、1クールアニメと同等に比較するのも何なのでランキングからは外しておいた。
とはいえアニヲタを自称するには、人生の貴重な時間を割いてでも見た方がいい、絶対ハマるタイトルばかりである。
それは必ず人生を豊かにするはずだから。
ちはやふる

春。瑞沢高校のかるた部5人は新入部員の獲得に励んでいた。しかし、入部届けを出しに来たのは太一目当てのかるた初心者の女子ばかり、中でも花野菫は太一に積極的な様子。千早はかるた強豪校になるためと言い放ち、自ら教育係をかってでる。(公式より)
原作は「BE・LOVE」で連載の末次由紀氏によるマンガ。 アニメは2011年の1期に続き2013年1月から2期が放送。競技かるたを題材にし、広瀬すず主演で実写映画化もされた。
1期ではかるた一辺倒のストーリー運びも新キャラ加入により幅広い展開を見せることになる。特に新入生によって、かるた初心者にもわかりやすい視点で共感も得やすくなっている。
「男が女に選ばれてどうすんだって思う。
俺は、選んで頑張るんだ。」
前期から登場人物は天然美少女とロリ巨乳、主人公視点のイケメン、あとはデブとメガネという定番キャラ。ここに新入生がかき混ぜる図式。
恋愛要素の巧みな魅せ方は描写は女性作者ならではの視点か。鼻歌に1期のOP出すとこなどなかなか味な演出も。
ハイキュー!!

ふとしたきっかけでバレーボールに魅せられた少年、日向翔陽。中学3年になった日向は、部員がいない逆風にも負けず、やっとの思いでメンバーを集め、最初で最後の公式戦に出場する。しかしその前に、「コート上の王様」と異名を取る天才プレーヤー・影山飛雄が立ちはだかるのだった…(公式より)
原作は「週刊少年ジャンプ」に掲載の古舘春一氏によるマンガ。アニメは2014年4月から1期が放送され、後に小説化、ゲーム化、舞台化、トレカなど超人気コンテンツとなる。
主人公日向は163cm程度の身長で、バレーボールをやるにはあまりにも小柄。ここからでも「努力」を全面に打ち出したストーリーだと伺える。
さらに仲間との「友情」を育み、「勝利」を目指していく。ちなみに、キャッチコピーは「劇的青春」。
スラダンのバスケ、テニプリのテニス同様、この「ハイキュー!」連載がきっかけでバレーボール部に入部する中高生が増えたとの噂もある。
また、アジアを中心に海外でもアニメが放送され世界的にも人気がある作品。
ハイキュー!! セカンドシーズン

インターハイ予選、青葉城西に敗北した烏野高校排球部は、春高での全国大会出場に向けて再び動き出す。そんな中、音駒高校を始め強豪校が集まる東京合宿への参加が決定。全国レベルの強豪と戦いを重ね、烏野は更なる高みを目指す―――!!(公式より)
原作は「週刊少年ジャンプ」で連載の古舘春一氏によるマンガ。アニメは2014年の1期に続き、2015年10月より第2期が放送された。春高予選に向けての東京合宿から白鳥沢学園高校との決戦直前までのストーリー。
「コンクリート出身 日向翔陽です。
あなたをブッ倒して全国へ行きます」
スポーツ熱血アニメの王道として、1期に続き相変わらず安定した面白さを保っている。バレーボール好きはもちろん、スポーツ好き、腐女子の方々におすすめ。
部活モノの定番である合宿、追試、マネージャー、必殺技イベントをしっかりと踏む。しかし、合宿は重要な意味を持っているからいいとして、重要な1話から追試イベントを持ってきたのは惜しかった。
試合のシーン、特に終盤の準決勝はとにかく熱い!
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

春の高校バレー宮城県大会・決勝戦。烏野高校排球部の前に立ちはだかるのは、絶対王者と呼ばれる白鳥沢学園高校。最強のスパイカー・牛島を前に、果たして勝機はあるのか!?全国大会出場へ向けた激闘がいま始まる。(公式より)
原作は、「週刊少年ジャンプ」連載の古舘春一氏によるマンガ。アニメは2016年10月より放送されハイキューシリーズの第3期にあたる。
男子高校バレーの宮城県大会決勝戦をタイトル通り1試合ガッツリ1クール使って放送し、見ごたえはたっぷり。やはりこういった強いキャラが揃った部活ものはほぼ確実に面白い。
「下を向くんじゃねえ!
バレーは、常に上を向くスポーツだ!」
男性キャラ率が高く、腐女子の皆様に人気の高いアニメの1つ。多くのグッズが販売され、余談だが薄い系の本も大量に出回っているとの噂アリ。
展開は少年ジャンプらしい努力友情勝利の王道的スポーツ青春アニメ。バレーボールにそれほど詳しくなくてもおすすめできるし、おそらく3期から観ても楽しめる。
名作スラムダンクが好きな人には特におすすめ。まあ、湘北VS山王そのまんまと言ってしまえばそれまでだが。
蟲師

動物でも植物でもない、微生物や菌類とも違う、もっと命の原生体に近いモ ノ達、それらを総じて”蟲”と呼ぶ。それらは形や存在が曖昧で、存在を知る ものは限られた”ヒ ト”のみである。
“ヒト”と”蟲”が重なる時、人智を超えた妖しき現象が生まれ、その時 “ヒト”は初めて”蟲”の存在を知ることになる。
“蟲”と”ヒト”をつなぐ”蟲師”である主人公のギンコが、旅の途中で 様々な人々と、それに関わる”蟲”に出会い、妖しき現象を解決し、”ヒト”と “蟲”とを共生へ と導いていく…。(公式より)
原作は漆原友紀氏による、実写映画化にもなった人気マンガ。
化物語

男子高校生・阿良々木暦は、街に現れた瀕死の女吸血鬼を助けたことがきっかけで、吸血鬼もどきの人間となってしまう。
女吸血鬼はその力を封じられたものの、「怪異の王」たる吸血鬼の出現はこの街の霊的エネルギーを乱し、様々な怪異の類が出没するようになる。
暦はそうした怪異に憑かれた少女と出会い、彼女たちを助けるうちに人間的に成長していく。(公式より)
原作は、西尾維新氏による超有名ライトノベルシリーズ「猫物語(白)」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の6作品。アニメは2013年7月より放送された。
ツンデレ、ロリ、メガネ、巨乳、百合、僕っ子、妹などあらゆる女性キャラのパターンを網羅した美少女コレクションのようなアニメ。シリーズのBlu-ray&DVDの出荷累計が200万枚を超えるのもうなづける。
アニメ化のみならず、これでもかというほどの続編、映画化、ゲーム化、ドラマCD、パチンコ・パチスロ化、関連グッズ、ガイドブックなどにも触手を伸ばす化物コンテンツとなった。化物語だけに。
筆者も初めて「化物語」を視聴したときには、ある種の衝撃を受けたが、予想通りの人気シリーズとなった。
〈物語〉シリーズ セカンドシーズン

とある日本の田舎町に住む高校生・阿良々木暦は、春休みに襲来した吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに襲われたことで吸血鬼の体質を持つ人間となった。
それからの半年間、阿良々木暦は様々な怪異に関わった少女たちと出会い、その事件を解決していった。
夏休みが明け、私立直江津高校にも二学期が訪れようとしていた。怪異を克服したはずの少女達に新たな「怪異」が襲来する。(Wikiより)
第1期「化物語」の円盤売上がテレビアニメ歴代1位(当時)という快挙をを成し遂げ、満を持してセカンドシーズンを放送。
サブタイトルをそれぞれ「つばさタイガー」「まよいキョンシー」「なでこメドゥーサ」「しのぶタイム」「ひたぎエンド」としどれもハズレのない宴会が続く(個人的に)。
「幽霊になったことは不幸せです。
でも、阿良々木さんに会えたことは幸せですね」
シリーズを通して一貫したオサレな背景デザイン、他作品の大胆なパロディ、あざといまでのサービスカットの数々、決して飽きさせない長い会話シーンは健在。
シリーズとしてここまで人気が出るのはワケがある。
台詞回しに哲学を感じるもよし、好きなキャラにハマるのもよし。アニメ史に残る作品として万人にオススメ。
クイーンズブレイド

4年に1度開かれる闘技会『クイーンズブレイド』。優勝者は、この国の女王に選ばれる。戦いのルールは一切無用の殺し合いで、民衆はその戦いを熱狂的に観戦する。プレイヤーは、闘技会に参加する女闘士となり、優勝を目指す。(wikiより)
原作は対戦型ゲームブックなるものらしいが、アニメもOVAも含めて続編も続々発表。それぞれ異なるイラストレーターによる美少女キャラクターは個性がハンパない。
見どころはその美少女キャラクター達が戦いの最中、必要以上に何かと服や鎧が脱げるところ。エロ系は基本好きではないのだが、バカ過ぎて面白い。それに対して異常なほどの豪華声優、壮大な音楽などは一見の価値あり。
「クイーンズ・ブレイド」をもっと詳しく知りたい
>>>クイーンズ・ブレイド【感想と評価】美少女格闘露出アニメ
進撃の巨人

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた・・・。まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。エレンは、仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も突如として崩れ去ってしまう・・・。(公式より)
原作は、「別冊少年マガジン」に掲載の諫山創氏によるマンガ。アニメは2013年4月から第1期が放送された。
原作マンガの圧倒的な評価を受け、アニメ・劇場版だけでなく、実写映画、ゲーム、小説、スピンオフマンガと次々関連コンテンツが発表。一般人の知名度としてはトップクラスの作品となった。
実は塀の中の広さが日本の本州並に広い、顔と名前が覚えにくいなど気になる点は多々ある。それでも1話での巨人登場のインパクト、例の有名テーマ曲の高揚感など作品完成度は高い。
「駆逐してやる!」
中世ヨーロッパに近いだけあってキャラの顔、名前が西洋風である。それ故に覚えにくいのが難点。
アニメより原作マンガが圧倒的に評価が高いので、気になる方はそちらをオススメする。実写映画が酷評の嵐だったのは皆さん御存知の通り。
夏目友人帳

妖怪が見える少年・夏目貴志は、ある日祖母の遺品の中から「友人帳」を見つける。「友人帳」とは、彼の祖母・レイコが妖怪をいじめ負かした結果、奪った名を集めた契約書だった。以来、名を取り戻そうとする妖怪達から狙われるようになってしまった夏目は、とあるきっかけで自称用心棒となった妖怪、ニャンコ先生(斑)と共に、妖怪達に名を返す日々を送り始める。(公式より)
原作は緑川ゆき氏による同名マンガ。
TVアニメは13話×4期と長きにわたり放送され、再放送までされる人気作となった。長いとはいえ1話完結のため、気軽に視聴することが出来、癒やしやサラッとした感動を求めてる人におすすめ。
主人公とニャンコ先生の掛け合いも見どころの1つ。妖怪が出てくるのにほのぼのとしたアニメ。
僕のヒーローアカデミア

世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つ超人社会。“個性”を悪用する敵(ヴィラン)を“個性”を発揮して取り締まるヒーローは人々に讃えられていた。
主人公の緑谷出久は超常能力が発現しない“無個性”だったが、ヒーローになるという夢を諦めきれず、国立雄英高校の難関ヒーロー科への進学を目指すものの、幼馴染みで優秀な“個性”を持つ爆豪勝己をはじめとする周囲から合格は絶望的と馬鹿にされていた。(Wikiより)
原作は「週刊少年ジャンプ」に連載の堀越耕平氏によるマンガ。アニメ放送は2016年4月からでオープニングはポルノグラフィティ。世の中に悪とヒーローが存在するいわゆるヒーローものであり、かつ能力バトルもの。
原作マンガの評判がよく鳴り物入りでアニメ化したわりには、視聴率はイマイチだった模様。だが、多くの個性あるキャラや能力のレパートリーは豊富でかなり頑張ってる感がある。
「常にトップを狙う者とそうでない者…
そのわずかな気持ちの差は
社会に出てから大きく響くぞ」
少年ジャンプお得意の「友情・努力・勝利」全開なので、そんな展開が好きな人や能力バトル好きにはおすすめのアニメ。
弱虫ペダル

気弱でアニメオタクな主人公、小野田坂道。彼は、大好きなアニメグッズを買う為、毎週、千葉から秋葉原まで往復90kmの道のりを、ママチャリで通っていた。そんな小野田の才能に目を付けた自転車店の娘、寒咲幹や、同級生で自転車レーサーの今泉俊輔によって、小野田は高校の自転車競技部に入部。ロードレースの楽しさに魅了され、その才能を開花させていく。(公式より)
原作は、「週刊少年チャンピオン」で連載された渡辺航氏によるマンガ。 アニメは2013年10月から第1期が怒涛の3クール分放送された。通称「弱ペダ」。
まるで某雑誌のような「友情・努力・勝利」を全面に押し出す、絵に描いたような青春スポーツアニメのためアニヲタ以外のファンも多い。もちろん自転車競技を知らない人にもおすすめ。
「アキバにタダで行けるから」
女性キャラが極端に少なく、女子マネもほとんど出番が無い。加えて、男性キャラ同士の過剰な友情が過ぎるためか腐女子の皆様にも非常に人気のアニメ。
自転車競技というマイナー高校部活を題材にしながらも2期以降の続編も決まり、劇場版、小説化、舞台化、ゲーム化、パチスロ化とお化けコンテンツとなった。
弱虫ペダル GRANDE ROAD

インターハイ2日目もゴールまで残り4㎞。先頭を走るのは、箱根学園と京都伏見、そして坂道の活躍によりチーム全員が合流を果たした総北高校。3校の先頭争いが繰り広げられる中、追い込まれた御堂筋は〝フェイズ49〟を発動。箱根学園のアシスト、荒北に迫る!激動のロードレース後半戦、優勝を賭けた戦いが遂に始まる!(公式より)
2013年の第1期、劇場版をはさみ2014年10月より第2期「弱虫ペダル GRANDE ROAD」が放送された。もはや自転車競技を有名にさせた功労者とも言える作品。
マイナースポーツ部であるにもかかわらず、主人公をヲタクにすることで、多くの運動音痴(腐女子含む)をファンに取り込んだ。
主人公小野田坂道の好きなアニメ「ラブ★ヒメ」の主題歌を歌うのが田村ゆかりという豪華ぶり。この「恋のヒメヒメぺったんこ」をレース中に歌うと火事場のクソ力的なパワーを発揮する演出も分かりやすかった。
気になる点と言えば、毎回アキバに行き脚力が鍛えられているとはいえ、県内トップクラスの実力になるのは早すぎる感はある。
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