アニメジャンルと言えば、バトル系や恋愛青春系が圧倒的に人気だが、たまには頭を使った謎解きアニメもいいんじゃないかな。おすすめアニメの1つに入れとけば、ジャンルの幅が広がり「タダのアニヲタじゃないな」と思われること間違いなし!
人気のおすすめ謎解きアニメランキングベスト3
3位:氷菓

ひょんなことから「古典部」に入部することになってしまった省エネ主義の高校生・折木奉太郎は、同じく古典部の千反田えるの好奇心に振り回される日常を送ることになってしまう。
やがて奉太郎とえるたち古典部は、学園にまつわる数々の難事件を解決していく。(公式より)
「氷菓」は、角川小説から出ている、米澤穂信原作の古典部シリーズをアニメ化したもので2012年4月~9月まで独立キー局などで放映された。全22話プラスOVA1話の合計23話。
制作は京都アニメーションで、監督は「フルメタルパニック」シリーズなどの武本康弘、シリーズ構成は賀東招二。
アニメは原作に忠実に作られているが、時代背景が原作の2000年からテレビ放送時の2012年に変更されている。
映像の美しさに高い評価が寄せられており、BIGLOBE運営の「アニメワン」で「2012年春季放送アニメ 人気ランキング」の1位に輝いている。
ストーリーは、主役は廃部寸前の古典部に所属する高校生4人が、学校に秘められた謎に挑むというミステリー。主人公は探偵役でもある折木奉太郎。
2位:DEATH NOTE デスノート

天才的な頭脳を持つ高校生の夜神月はある日「名前を書かれた者は死ぬ」という死神のノートを拾った。そのノートを使い犯罪者を次々と殺していく月。相次ぐ犯罪者の不審な死に疑問を持った世界的な探偵Lは調査を開始。
…月とLの戦いが始まる。(公式より)
大場つぐみ氏によるマンガが原作で、作画は小畑健氏担当。アニメのみならず実写映画、舞台、小説、トレカなどにも商品化された。声優に中村獅童を起用。
主人公「夜神月」とそのライバル「L」という若き天才による息詰まる頭脳戦が見どころ。ルール設定が緻密でリアリティがあり、少年誌連載原作にしては大人も楽しめるアニメ。
しかし、ある程度辻褄は合うものの、都合のよいデスノートのルールには首をかしげてしまう。さらに、ストーリーにリアリティはあっても、絵にかいたような死神が実際現れてしまうとリアリティが一気に消える。
とは言え、最終回ではそれなりの盛り上がりを見せ、一般人にも知れ渡る超有名作品なので、1度は通過しておきたい作品ではある。
1位:オッドタクシー

平凡な日々を過ごすタクシー運転手・小戸川。身寄りがなく、他人ともあまり関わらず、少し偏屈な無口物。そんな彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。何でもない会話を聞きながら人々を運ぶ彼だが、その会話がやがて失踪した1人の少女へ繋がっていき…?(公式より)
映像制作会社ピクスによるオリジナルアニメで、脚本は「セトウツミ」の此元和津也氏。擬人化した動物たちによる群像劇。お笑い芸人ダイアンやミキなどを声優陣に起用。
一見、ほのぼのとした擬人化コメディかと思いきや、実際はとんでもないダークミステリー。とは言え、軽快な会話とテンポの良い展開で、早い段階からストーリーに引き込んでくる。
豊作と評判の高かった2021年春アニメの中でも、群を抜いて完成度の高かった作品。スカートとPUNPEEによる主題歌もオシャレでイメージにもピッタリ。おすすめです。
【絶対ハマる!】人気のおすすめミステリー&サスペンスアニメ一覧
不滅のあなたへ

原作は大今良時氏によるマンガ。アニメ制作は「精霊の守り人」「獣の奏者?エリン」など長編ファンタジー制作に定評があるNHK(獄長調べ)。
複雑なルール設定ながら構成がしっかりいているのか、ストーリーに無理なく入り込める。時折、心えぐられるシーンで考えさせられるが、それもNHKアニメらしいと言えばらしい。
2021年春アニメではかなり見応えのある作品の1つ。
GREAT PRETENDER

自称“日本一の天才詐欺師”枝村真人。
その日も相棒の工藤と2人で浅草観光に来ているフランス人に詐欺を仕掛けてひと儲け…のはずが、逆に騙され大金を奪われてしまう。その男はローラン・ティエリー、マフィアさえ手玉に取るコンフィデンスマンだったのだ。
世界を舞台に仕掛ける桁違いの騙し合いに、枝村は巻き込まれていく…!!(公式より)
Netflixで配信され、「進撃の巨人」を制作した「WIT STUDIO」によるオリジナルアニメ。キャラデザは貞本義行氏、脚本に吉沢良太を起用した話題作。EDはフレディ・マーキュリーの「The Great Pretender」。
「詐欺」をテーマに騙し騙されどんでん返しの展開が続き、久しぶりに見応えのあるシナリオ。主要キャラの深堀りもきっちりと丁寧に描かてており、ストーリーに厚みを与えている。
個人的に不作だった20年夏アニメの中で唯一希望の持てるアニメであった。
シャドーハウス

「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、顔のない一族「シャドー」。その“顔”としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」。
ある日、“シャドー”一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形”が訪れ、“影”と“人形”の不思議な日常が始まる。(公式より)
原作はソウマトウ氏によるマンガ。「週刊ヤングジャンプ」で連載のメジャー作品。アニメは途中からオリジナルになっているが、ストーリーはソウマトウ氏の発案。
ストーリーが進むにつれ少しづつ明らかになってはいくが、初期の段階では世界観とルールは全くナゾ。その過程はストーリーと主人公の視点、両方から明かされていく。
まったくもって独特かつ奇抜な設定であるため、取っ付きにくい人は多いかもしれない。ただし実験的な作品でもあるので、ハマる人はハマるはず。
六花の勇者

闇の底から魔神が目覚めるとき、運命の神は6人の勇者を選び世界を救う力を授ける。地上最強を自称するアドレットはその「六花の勇者」に選ばれるが、約束の地に集った勇者はなぜか7人。7人のうちのひとりが敵であることに気付いた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。(公式より)
原作は山形石雄氏によるライトノベル。絵は女性イラストレーターのテルイ氏(宮城・照井葉月)。戸流ケイ氏により漫画版も連載された。
魔神の復活を阻止しようとする6人の勇者たち。しかし今、三度目の魔神復活を前にして集合したのは7人の人間。しかもその全員の体には、勇者の証である六花の紋章が浮かび上がっている。
勇者は6人。よってこの中には1人、偽物がいるということ。その偽物が誰なのかを巡り、登場人物たちがある時は協力し、またある時は敵対しながら推理とバトルを繰り広げていくというストーリー。
原作のファンタジー小説としての要素とミステリ小説としての面白さは、アニメにおいても十分に描かれている。典型的なバトルファンタジーと思いきやバトルシーンも程々に、ミステリーが話の中心となる。
ストーリーの大筋と思われた魔神とのバトルも行われず、少々肩透かしといったところか。だが途中から完全に推理モノとして惹きつけるには十分な内容ではある。
当然、犯人(ニセモノ)は視聴者には明かされておらず、主人公目線の参加型として推理を楽しめる。
原作を知らんので、このあとみんなで魔神を封じ込めるストーリーに繋がるのか定かではない。そもそも2期があるのか。キャラもバトルシーンも結構面白いので、それなりに期待して待つことにしよう。
憂国のモリアーティ
19世紀末、産業革命の真っただなかのイギリス。しかし、貴族が国を支配する階級制度が未だはびこり、人々は階級に縛られ生きていた。そんな腐敗した制度を打ち砕き、理想の国を作り上げるため、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは立ち上がる。(公式より)
原作はコナンドイル氏の「シャーロック・ホームズ」が原案、三好輝氏が作画の漫画作品。コミックのみならず小説化、ミュージカル化、舞台化、そしてこのアニメ化と大人気コンテンツとなった。
世界的に有名な小説「シャーロック・ホームズ」の世界観をモリアーティ視点から描く。前半はやりたい放題の上級国民を裏で成敗するスッキリ展開、後半からはライバル、シャーロック・ホームズの出現で独特な緊張感が張り詰める。
日本の某有名アニメ監督による「名探偵ホームズ」では、非常にコミカルなズッコケキャラとして有名なモリアーティだが、本作では冷静で若いイケメンに描かれる。加えてほんの少し、腐の方々の喜びそうな要素も加えたのが人気の要因だと思われる。
UN-GO

近未来の東京。“最後の名探偵”を名乗る青年・結城新十郎は、人々から“敗戦探偵”と呼ばれていた。相棒の美少年・因果とともに数々の難事件を解決に導いてきた新十郎。時に思うようにいかないこともあるが、それでも新たな事件に立ち向かっていく。(公式より)
UN-GO(アンゴ)とは、フジテレビ系列のノイタミナ内にて放映されたオリジナルアニメ。明治時代の人気作家坂口安吾の小説「明治開化 安吾捕物帖」、「復員殺人事件」のストーリーを原案として近未来にアレンジした作品。登場人物も原案の登場人物とオリジナルの登場人物両方が登場する。
ミステリー作品だが、主人公は特殊能力を持つ異形であり、SF的な要素をふんだんに取り入れながら、人間模様を描いているドラマ要素も多く含む。放送は2011年10月~12月で全11話。
監督は 「機動戦士ガンダム00」の水島精二、ストーリー・脚本 は會川昇が担当。水島精二が自身のツイッターで「ノイタミナで何かやりたい」とつぶやいたことがきっかけで制作が始まった。
プロデューサーであるフジテレビの山本幸治が希望したことで「相棒もの」「社会派」というコンセプトのもとで企画される。制作ボンズ、「鋼の錬金術師」(第1期)のメンバーが集結した。
巌窟王

親友のフランツと訪れた月面都市ルナで、モンテ・クリスト伯爵という謎めいた紳士に出会った少年貴族・アルベール。盗賊に誘拐されたところを伯爵に助けられたアルベールは、次第に彼に心酔していく。
そんな中で、アルベールの身辺でさまざまな事件が起こる。(公式より)
「巌窟王」は、アレクサンドル・デュマのモンテクリスト伯をテレビアニメ化した作品である。無実の罪で投獄された、エドモン・ダンテスが復讐を遂げるまでの物語を、SF的な世界観で大胆にリメイクした野心的なアニメ。テレビ朝日で2004年の10月から2005年3月まで全24話が放送された。
監督は名作OVA作品として名高い「青の6号を」を手がけた前田真宏で、この作品の制作会社であるGONZOと再び手を組んで作品を仕上げている。
原作では脇役であったアルベールを主人公にして、エドモンから復讐を受ける側として再構成したり、映像的にも挑戦的な試みが行われるなど話題性に富んだ作品である。
2005年に行われた東京国際アニメフェアで優秀作品賞を受賞しており、高い評価を受けている。
デュラララ

都会の非日常に憧れる帝人は、幼馴染の正臣の誘いもあり、池袋の来良学園に入学することに。だが正臣曰く、池袋に住む上で敵に回してはいけない存在がいるらしい。
果たして上京初日、帝人は漆黒のバイクを駆る都市伝説・首なしライダーを目撃する…。(公式より)
高校生の竜ヶ崎帝人クンがオカルト的な事件に次々に巻き込まれていく物語のデュラララ。
もともとはイラスト付きのライトノベルとして出版された作品だが、2009年~2010年にかけてテレビアニメ化されたことでも知られているアニメだ。
テレビアニメ化と同時に単行本の売れ行きが急上昇、トータル12巻の売り上げは、なんと470万部と言う驚異的な実績を持つ作品としても知られている。
オカルトチックな事件や都市伝説などに興味がある人、カラーギャングや非日常的なことに関心がある人から大絶賛されているデュラララ。
主人公のその後を描いたデュラララ!!SHも出版され、熱狂的なファンにとってはたまらない作品として仕上がっている。
現在ではデュラララの公式サイトにおいてアニメ配信もされている。
東のエデン

ホワイトハウスへ卒業旅行に来た大学生の咲は、記憶を失った全裸の男・滝沢に危機を救われる。助けてもらったお礼に、滝沢に渡した咲の上着――。中には、パスポートが入っていた! 咲は滝沢を追ってワシントンの街を駆け回る。果たして無事に帰国できるのか?(公式より)
東のエデンは、記憶喪失の状態でアメリカのホワイトハウス前で発見された青年の滝沢朗が、大学の卒業旅行でアメリカを訪れトラブルに巻き込まれていた森美咲を救ったところから始まるサスペンス・アクションアニメ。
日本各地にミサイルが落下した事件や大量の失踪事件などを絡めて複雑なストーリーが展開される。
原作・監督は「攻殻機動隊」で世界的に有名な神山健治、キャラクター原案は「ハチミツとクローバー」を描いた羽海野チカが担当。制作は攻殻機動隊を手がけたProduction I. G.が担当。
フジテレビのノイタミナ枠にて2009年4月~6月まで放送、劇場版は同年11月と2010年3月の2本。元来女性向けであるノイタミナでの初のアクションものとして注目を集めた。
GANGSTA.(ギャングスタ)

マフィアたちが支配する閉ざされた街・エルガストルムで、宅配から護衛に“掃除”まで様々な依頼をこなす『便利屋』を営むウォリックとニコラス。ある日、警察からの依頼で、街の秩序を侵す新興組織の壊滅を引き受け、1人の娼婦と出会う。(公式より)
2015年7月から1クール放送されたアニメGANGSTA.、タイトルのGANGSTA.(ギャングスタ)とはギャング・暴力団の一員、悪漢、また、セックスや暴力などを題材としたギャングスターラップのことを意味する。
舞台は暴力と貧困にまみれた犯罪都市・エルガストルム。そこで便利屋を営むのは片目の超記憶症候群のウォリック・アルカンジェロと超人的身体能力を持つ黄昏種(トワイライツ)で耳が聴こえないニコラス・ブラウン。
いつもの通り汚れ仕事を請け負う二人はある日組織によって売春を強要されてきた娼婦アレックス・ベネデットと出会い、便利屋二人は組織を壊滅させ彼女を引き取ることとなる。
アレックスは二人と暮らすうちに二人の過去と現在に隠されてきたもの、そして自分の中に潜んでいた記憶と向き合うことになる。
ウォリックの少年時代とかれの潰れた片目、黄昏種(トワイライツ)として人を殺し続けてきたニコラスとウォリックのこれまでの人生、アレックスがフラッシュバックの中で思い出していく彼女と弟、そして便利屋二人との縁とは?
だがやがて三人はエルガストルムの黄昏種(トワイライツ)達と彼らを牛耳るマフィア・四大父をめぐる大きな抗争に巻き込まれていく・・・。
妄想代理人

東京武蔵野で発生した通り魔事件。被害者・月子の不明瞭な供述から周囲は本人の自作自演を疑う。しかし、間も無く第二の被害者が出て事態は一変。存在しないと思われた犯人・少年バットは事件を取り巻く人々を次々と襲う。少年バットとは一体何者なのか?(公式より)
妄想代理人は、普通のOLである主人公の鷺月子(さぎ つきこ)が、突如として現れて世間を騒がせている通り魔事件と関わりを持ってしまうことで死とは何かという問題と向き合う顛末を描いたアニメ作品である。
少年バットと名付けられている通り魔は目撃者が多数いるのにもかかわらず一向に捕まらない。捜査にあたる猪狩慶一と馬庭光弘は被害者たちの持つ奇妙な共通点にたどり着く。
ベルリン国際映画祭に作品を出品するなどアニメ界の天才と言われながら46歳の若さで亡くなった今敏による、唯一の連続テレビアニメシリーズである。2004年2月から5月までWOWOWで全13話が放送された。
音楽をテクノポップの有名バンドであったP-MODELの平沢進が担当しており、独特の世界観を創り上げている。
約束のネバーランド

親の居ない子どもたちが暮らす「グレイス=フィールドハウス」では、抜きん出た才能を持つエマ、ノーマン、レイを中心に、子どもたちが幸せな毎日を送っていた。だがある日、外の世界へつながる門へ向かったエマとノーマンは、思いがけない真実を目にする。(公式より)
原作は週刊少年ジャンプで連載の白井カイウ氏によるマンガ。作画は出水ぽすか氏。長期連載が続いているが、第1期アニメはその第37話までの出来事。
12歳以下の少年少女による協力プレイでの脱獄モノ。様々な作戦を計画し、騙し騙されの展開が見どころ。割とリアリティはあるのだが、鬼があまりにも化け物なので世界観が崩れてるのが気になるところ。
あと素朴な疑問として、10~11歳の男子3人・女子2人いれば、オバハン1人くらいどうにかなるんじゃないかと思ったりもする。
ACCA13区監察課

13の自治区に分かれたドーワー王国。その平和は巨大統一組織“ACCA(アッカ)”によって守られていた。
ACCA本部監察課副課長ジーン・オータスの仕事は、13区を不定期に廻り、不正がないか視察すること。
だがある日、ACCAトップの5長官により、監察課の廃止が告げられる。平和な時代が続き、存在意義を失いつつあることが理由だった。
そんな中、ジーンはファーマス区の視察に向かうが……。(公式より)
原作はオノ・ナツメ氏による「月刊ビッグガンガン」連載のマンガ。なかなかの人気作であり、スピンオフや舞台なども発表されている。
初期の設定から徐々に新事実が明らかになっていき、最終的には巨大なテーマとなっていく。主人公「もらいタバコのジーン」を中心に切れ者たちがトンチを働かせる群像劇。
派手なアクションもなく淡々とストーリーが進んでいくが、限られた話数の中できっちりと完結し、伏線も回収しているところが高く評価されているアニメ。
また、頻繁に出現するスイーツはじめ飯テロシーンも見どころの1つとなっている。個人的には大の嫌煙家なので、せっかくの料理が台無しだななどと思ったりもするが。
電脳コイル

どこでもネットに接続しさまざまな情報を表示できるアイテム・電脳メガネが流行している202X年。
大黒市に引っ越してきたヤサコこと小此木優子は、イサコこと天沢勇子と出会う。そして、ヤサコは電脳空間で起こるフシギな出来事に巻き込まれていく…。(公式より)
電脳コイルは、電脳メガネ(眼鏡型パソコン)が全世界に普及した近未来202X年の大黒市を舞台に、金沢市から引っ越してきたヤサコこと小此木優子が主人公である。
謎の電脳生物イリーガルに遭遇したことから、ヤサコの電脳ペット・デンスケはヤサコを守ろうとし、誤って古い空間に迷い込んでしまう。
そこで電脳探偵を名乗るフミエに助けられたことから、電脳探偵局にヤサコは入会することとなる。その後出会う仲間たちと不思議な出来事に向き合うSFアニメである。
磯光雄氏原案・初監督の作品で、制作はマッドハウスが手がけている。声優は折笠富美子、桑島法子などが出演。
作品は電脳のある生活を日常として、過去のトラウマを行動原理としたストーリーで構成されている。
AIR

国崎往人は行く先々で人形を使った芸を見せながら旅を続ける青年。ある夏の日、往人の前に神尾観鈴という少女が現れる。(公式より)
AIRは恋愛アドベンチャーゲームを原作とするアニメで、登場人物たちの恋愛劇に不思議な現象の起こる事件を絡めて描いた作品である。制作は京都アニメーションが担当。
AIRを始めとしてゲーム制作会社であるkeyの作品を3作手がけており、ファンの間では「key3部作」と呼ばれている。
主人公の国崎往人はさすらいの人形遣いの青年で、海辺の田舎町で出会う少女たちとの恋愛模様がひと夏の体験として描かれる。
アニメは2005年1月から3月まで第1シリーズが放送され、第2シリーズが同年の8月と9月に前後編として放送された。
監督はこの翌年に「涼宮ハルヒの憂鬱」で記録的大ヒットを世に送ることになる石原立也。丁寧な演出と美麗な映像で、AIRは2005年のアニメDVD、売上ランキングの年間2位を記録するヒットとなった。
画像:https://video.unext.jp/