バトルアニメや恋愛アニメまでとは言わないが、グルメアニメもそれなりに市民権を得たと言っていいだろう。最近は細分化されマイナージャンルのイメージはあるが、昔から歴史は長く、レジェンド作品もちゃんと存在する。
見た方がいい長編グルメアニメランキングベスト3
3位:食戟のソーマ

下町で人気の定食屋「ゆきひら」。店主の息子である中学3年生の幸平創真は、父を越える料理人になろうと店を手伝いながら修行に励んでいた。ある日、「ゆきひら」の土地を狙う地上げ屋たちに、創真は「客が求める料理を出せなかったら店をたたむ」と宣言してしまう。地上げ屋たちは卑劣な方法で冷蔵庫の肉をダメにし、その上で創真に「肉料理」をオーダーした……。(公式より)
2位:中華一番!

名料理長パイの死後、娘のカリンと息子のマオは協力して菜館『菊下楼』を守ってきた。そこへ、パイに逆怨みを抱くかつての弟子、ショウアンが新料理長の任命書を持って現われる。(公式より)
1位:ミスター味っ子
東京の下町にある日之出食堂。亡き父の跡を継いでのれんを守る味吉陽一は、今日も学校が終わるや客が待ち並ぶ我が家へ帰ってきた。そこへ日本料理人会の首領“味皇”こと村田源二郎が現れる。陽一の作った特製超極厚カツ丼を食べた村田は、その美味しさと料理方法に感嘆する。(公式より)
見ておいた方がいいおすすめグルメアニメ一覧
ワカコ酒
美味しいお酒と食べ物が何より大好きな26歳OL村崎ワカコ。ワカコの最高の癒しは仕事のあとに1人であっちこっち美味しく飲み歩くこと。偶然見つけたお店もためらうことなく暖簾をくぐる。食べたい肴とお酒がぴったり合わさった至福の瞬間ワカコの口からぷしゅーと幸せ吐息がこぼれおちる。さて今夜はどこに飲みにいこう♪(公式より)
原作は「月刊コミックゼノン」「WEBコミックぜにょん」などで掲載された新久千映氏によるマンガ。 アニメは2015年7月より3分枠で放送された。武田梨奈主演で実写ドラマ化もされている。
居酒屋の「鮭の塩焼き」や「鷄のから揚げ」といった庶民的料理のうんちくを聞くアニメで、女性版・孤独のグルメとも言われている。会社のグチなどもあり、ワカコと同じ境遇の20~30代の独身OLには特におすすめ。彼氏はアリ。
「ぷっしゅっしゅ~」
何と言っても3分アニメなので、スキマ時間に1日1本見るもよし、30分程度で一気見するもよし。
画が独特なこと以外では、特に欠点のない気軽に見れるアニメNo.1。ちなみにワカコの容姿は作者がモデル。
ラーメン大好き小泉さん

クールでミステリアスな女子高生「小泉さん」転校生の彼女が気になる同級生の「大澤 悠」は、ある日帰り道にあるラーメン屋の行列に小泉さんの姿を見つけ、ひょんなことから一緒にラーメンを食べることになるのだが、、、。(公式より)
原作は鳴見なる氏によるマンガ。早見あかり主演で実写ドラマ化もされている。こちらは、デカくてよくしゃべる小泉さんという演出。
「ゆるキャン△」「スーパーカブ」などと同様、趣味嗜好の紹介アニメ。当然、女子高生がメインに登場する。登場するラーメンも横浜家系や「天下一品」など実在の有名店ばかりで、好きな人は飽きずに見れるだろう。
しかしながら、多少のキャラクター設定はあるがストーリーは極めて陳腐であり、期待できるものではない。よほどのラーメン好き、女子高生モノ好きでない限り視聴に耐えないだろう。
異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~

古都の裏側に一風変わった店がある。「居酒屋のぶ」 これは、一軒の居酒屋を巡る、小さな物語である。異世界に繋がった居酒屋「のぶ」を訪れるのは、怠け者の衛兵、お忍びの聖職者、水道ギルドマスターなど個性的な面々ばかり。彼らは、寡黙な店主、ノブ・タイショーが振る舞う驚くほど美味しい酒や、未体験の料理に驚き、舌鼓を打ちながらつかの間、日々のわずらわしさを忘れるのだ。この居酒屋の噂は客から客へと拡がり、連日様々なお客がやってくる。(公式より)
蝉川夏哉氏によるライトノベルが原作。本作はWebアニメとして配信、後にBS11にて全国テレビ放送された。ちなみに実写ドラマも品川ヒロシ氏監督・脚本で制作、放送。
「トリアエズナマ」要するにビールのことだが、中世欧州風の異世界から見た居酒屋を紹介する展開が面白い。あらためて日本の大衆居酒屋の素晴らしさが再確認できる。
作中に紹介された料理を実際作ったり、居酒屋に食べ歩いたりする「のぶ+(プラス)」にも注目。異世界?グルメ作品は数多く発表されたが、その中でも特におすすめ。
異世界食堂

猫の絵が描かれた看板が目印の「洋食のねこや」。この洋食屋の扉は、週に一度“特別営業”の土曜日にだけ「異世界」とつながる。文化も、種族すらもバラバラな「向こうの世界」の客たちが舌鼓を打ってしまう、不思議な“魅力”を持った料理がここ「異世界食堂」にはある。この店で生まれる異世界と現代、食堂に集う人々と店主、そして料理との一期一会を描く、温かい出会いの物語。(公式より)
原作は犬塚惇平氏によるライトノベル。「小説家になろう」で連載され人気となり、九月タカアキ氏により「ヤングガンガン」で漫画化された。異世界ファンタジーとグルメを掛け合わせた異色作品。
グルメアニメとは言ってもメニューは「カレーライス」や「かつ丼」などオーソドックスなものばかり。どちらかと言うと食べ物よりストーリーに重きを置いている。
「異世界居酒屋」とよく比較されるが、こちらの方がよりファンタジー色が強い。客層も店員もモンスターが多く、世界観の設定も細かい。まあ、基本は一緒だが。
鹿楓堂よついろ日和

ここは和風喫茶「鹿楓堂」。店主でお茶担当のスイ、ラテアート担当のぐれ、料理担当のときたか、スイーツ担当の椿。それぞれのスペシャリスト4人が働く隠れた人気店。彼らはお客さまを「おもてなし」しながら、時にはお客さまの「悩み」を解決することも。喫茶店を舞台に、素敵な4人が織り成すハートフルストーリー。さて本日のお客様は・・・?(公式より)
甘々と稲妻

ひとり娘と二人で暮らす高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き!あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!(公式より)
原作は「good!アフタヌーン」にて連載の雨隠ギド氏によるマンガ。基本的にはハンバーグやグラタンなど、家庭で作れるレシピを紹介するグルメアニメ。2016年7月より放送。
サラリーマン、幼女、女子高生という犯罪的なシチュエーションを、若くして妻を亡くすという悲劇の設定をはめ込むことで非常に心温まる作品に仕上がった。
見どころは、父子家庭として子供を育てる主人公・犬塚公平の苦労と娘・つむぎの成長。子供の描写がリアルに描かれており「子育てあるある」も随所に見られ、子供を育てた経験がある人にもおすすめ。
「ダマッ、ダマッダマにならないよ~」
一応断っておくが、あくまで家庭料理を題材としたグルメアニメであり、ロリコンアニメでは決してないし、獄長もロリコンではない。
ちなみに、つむぎの声優には実際の子役(遠藤璃菜氏・当時9歳)が担当しており、その違和感のない演技も評価が高い。
幸腹グラフィティ

一人暮らしをする中学生・町子リョウ。一緒に住んでいた祖母を亡くしたあと、なぜかどんな料理も美味しいと感じられなくなってしまいます。そんなとき、同い年のはとこ・きりんが泊まりにくることに。優しいきりんと一緒に食べるご飯は、美味しくて、とてもとてもあたたかくて…。リョウの友人・椎名も交えて、食事でつながるあたたかな青春が今、はじまります!(公式より)
西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~

オ-ナ-の橘、天才パティシエの小野、元ボクサ-のエイジ、ギャルソンの千影-イケメン揃いの洋菓子店「アンティ-ク」を舞台に描かれる人間模様。橘の幼い頃の“事件”や、魔性のゲイとして登場する小野、そして彼らの作り出すケ-キたちまで巻き込んで織り成される、コメディとシリアスを自在に行き来していくスペシャルレシピ。(公式より)
1日外出録ハンチョウ
地の獄‥! 底の底‥! 多額な借金を抱えた劣悪債務者を収容する、帝愛の地下労働施設‥! 一度入ると出ることが困難なこの監獄で、「1日外出券」を使い、 地上で贅の限りを尽くす男がいた‥! その名は大槻‥! E班班長にして、1日を楽しみ尽くす天才‥! 飲んで食って大満喫‥! 大槻班長、のたり1日外出録‥!(公式より)
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