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フルメタル・パニック? ふもっふ【感想と評価】王道ギャグアニメ

 

相良宗介・・・職業・傭兵。
硝煙と血の匂いの立ちこめる戦場・・・そこが宗介の仕事場だ。
全世界を震撼させる巨大な陰謀を打ち砕くべく下された極秘任務・・・。
次なる仕事場は「日本」。
戦場という名の故郷から荒涼の故郷へ・・・。
今、全人類の命運をかけた極限の戦いの幕が切って落とされる。(公式より)

 

フルメタル・パニック!シリーズとは?

この「フルメタル・パニック!」なる作品、原作は月刊ドラゴンマガジンの連載された賀東招二氏によるライトノベル。シリーズ合計1000万部を超えるというからかなりの人気作なのであろう。

で、アニメだが、2002年より3期+OVAが製作されている。

軍の様子やグロを含めたシリアスなシーンが多い1期と3期、特に3期の「The Second Raid」は15指定になったようである。

それなりに観ごたえがあったのは確かだが、原作が爆発的人気となったのは中高生というだけあって、陰毛もしっかり生えそろった獄長には少々退屈な感じがしないでもなかった。

 

「フルメタル・パニック!」とは?

しかし、当ブログで注目したいのは第2期に当たる「フルメタル・パニック? ふもっふ」である。

まず、「ふもっふ」以外のことを書きたいと思う。

一言で言うと全体的に中途半端。シリアスとコメディがうまく噛み合っていない印象を持ち、テンポが非常に悪い。ロボットも特に押しているわけでもなく、カッコ悪い。

館長を交えた恋愛要素もさしてさして機能せず、物語全体の謎も1期2クールの割によくよく分からなかった。良かったのはアイテムのハリセンぐらいか?

ちなみに、タイトル「フルメタル・パニック!」はS・キューブリックの名作「フルメタル・ジャケット」から来てるというが本当かどうかは分からない。

 

 

「フルメタル・パニック? ふもっふ」感想と評価

ところがこれが「第2期ふもっふ」になると、ことが変わってくる。ラノベでは、短編にあたるらしい。

主人公「相良宗介」の完全なる大ボケ役とその他大勢の小ボケ、そして絶対的なツッコミ役のヒロイン「千鳥かなめ」と非常にシンプルな構図が出来上がるのである。しかも、主人公のボケはほぼ軍隊ギャグという解りやすさである。笑いの前のいわゆる「フリ」の部分もしっかりしていて解りやすく、どこかの新喜劇を観ているようである。

コメディアニメが「シュール」などといって視聴者を選んでいる昨今、一度基本に立ち戻る意味でこのような作品のではないか。

さて笑いの基本とされる「緊張と緩和」を忠実に取り入れた脚本。お笑い、恋愛、サービス回のバランス。そのサービス回での湯気以外の小道具、アングルやカットの巧みさ。脇役の使い方。

どれをとっても23世紀に残したいギャグアニメにふさわしいと思う。

だだ、2期だけ観ると笑いが半減するので難しいところだが。

しかし、1期2期でなぜこれほどまでに作品の魅力が違うのか。これはテーマやジャンルが変わったという次元ではなさそうだ。なんと1期2期と制作会社が違うのだ。

一期は日本を代表するアニメ制作会社GONZO(ゴンゾ)、そして2期はあの「らき☆すた」「けいおん!」を世に出した世界の京都アニメーションである。今回はどうやら「京アニ」が原作とハマったようだ。

制作会社に得手不得手があるのではないかと思うのだが、あまりここではでしゃばったことは言わないほうがよさそうだ。とりあえず認定。※認定作品は予告なく変更になる場合があります。

それでも町は廻っている【感想と評価】無難なコメディアニメ

 

ここは下町・丸子商店街。
この一見フツーの通りに存在するメイド喫茶「シーサイド」。
そこで働く女子高生探偵に憧れる天然少女・嵐山歩鳥と、そつなさで人生をこなす辰野俊子に、メイド服が何気に似合うバアサン・磯端ウキが繰り広げる、メイド喫茶じゃない、メイド喫茶コメディー。(公式より)

このアニメは面白い。

物語は商店街を中心に学校、自宅、喫茶店内と最低限のシチュエーションで進む。登場人物も少なくムダな使い捨てキャラも出てこない。

主人公も天然で成績が悪く、小狡いが憎めないという主人公によくあるパターン。

ギャグもあっさりしていてしつこくなく、これといって悪いところが見当たらないアニメである。

メイド喫茶でバイトといってもメイドの仕事はほとんどせず、それらしい話はない。非常にクセがなく深夜に放送したアニメにしては、非アニヲタにもすんなり受け入れられるのではないだろうか。

特に欠点の無いこのアニメ、あえて言うならあの部分か。

 

中毒性のある声優他人に勧められてアニメを見るとき、なかなか面白くても何故か違和感を感じることがある。それは、画が受付けなかったり、ジャンルが好みじゃなかったりと理由はいくつかある。

その中のひとつに「声の違和感」が含まれる。前に話した先入観とは別に、初めて聴く声がしっくりこない時がある。

能力主義の声優界、人気だけでも出れてしまうTVタレントと違い、声優さんはデビューするだけ極端に実力がない人はいないはずだ。

だが、時に棒読みに聴こえてしまう声優さんがいる。ディープなアニヲタ達は「だがそれがいい」とみんな言っている、と知人のディープなアニヲタ、O氏に聞いたことがある。

一般人にはどうなんだろうか。

実は獄長、このアニメを初めて観たときあるキャラの声に違和感を感じ、挫折してしまった経緯がある。ところが、しばらくして観直すと、なぜかしっくりきてクセになっている。

これは、獄長が立派なアニヲタになれた証拠だろうか。今では好きな声優のひとりになっている。

 

「それでも町は廻っている」DVDのお楽しみ

全ての違和感に慣れたのなら、このアニメを十分に楽しめることが出来るだろう。

原作がしっかりしているのか、構成もよく出来ている。多少、各話の質にムラがあるが、それほど大きな欠点も見当たらない。

このアニメはコメディだが、全体的にゆるいギャグのおかげで質はあまり重要視されていない。

この、ゆるくて無難な笑いに対して登場キャラ達(特に主人公)はとてもテンションが高く、表情が非常に豊かだ。それが見ていて飽きることがない。

日常アニメでほのぼのとした話が多い割に、テンポも軽快でカメラアングルも多彩、しかもローが多い。

原作ストックがないのにムリヤリ2期を作って中だるみするアニメがたまにあるが、このアニメはたっぷりたっぷりストックがあるので、すぐに2期を作るべきだったと思う。

これだけの条件が揃えば、後世のアニヲタ達もこのアニメを十分に楽しめることが出来るのではないだろうか。ナレーションやジングルなどの演出に賛否両論あるが、まあ、許せる範囲か。

 

「それでも町は廻っている」OPのこだわり

OPは坂本真綾の「DOWN TOWN」。この曲は世代によっては初めて聴く人もいるだろうし、「シュガー・ベイブ」や「オレたちひょうきん族』を懐かしむ人もいるだろう。

ミュージカル仕立てになっており、観ていて楽しく、制作のこだわりが伝わってくる。歌も坂本真綾だし、真綾大好き獄長としては飛ばせないOPとなっている。なぜか、作品には出てないが。

で、当然認定である。最後に、当サイトではヲタには常識だが、一般人ほとんど知られていないアニメを紹介するという趣旨でやっている。よって、どうしてもマイナーな作品を扱うことが多くなってしまう。

さらに、獄長の好みも加わって、ジャンルもテーマも偏ってしまうかもしれない。たまには、オーソドックスな日常アニメも必要だろう、と思いこの「それ町」を紹介した次第だ。

疲れたときにはこういうアニメが1番。今回、若干認定の敷居が低くなったとの声もあるが、そこは真綾ちゃんに免じて許していただきたい。